惑星のダンス
「了解しましたよっ。では、これにて解散しましょうかー」

「だな。行くぞ、ミキ」

「はあい。愛、また明日ね!」

「うん。おつかれさま」

事務所を出ていく黒森と美姫に手を振る。

「ソラさんも行きましょー」

「ああ……うん」

促されて去りかけた天が、少々のためらいの後、愛の方に踵を返した。

「アイ」

「なに」

「やるよ」

「?」

彼はぽんと袋を放って寄越した。中身を見てみると。
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