永遠の呪縛〜キミヲ、ハナサナイ〜
私がそう泣きながら言うと、「それは叶わない願いですね」と刑事が笑いながら言った。

「……え?」

ドクンと心臓が音を立てる。私は「帰ります!」と言って立ち上がり、ドアを開けようとするが開かない。

「う、嘘……!」

気がつけば刑事は目の前にいた。そして、一瞬でギルバートの姿へと変わる。

「……あ……」

体が震え、動かない。ギルバートはニヤリと笑いながら私を強く抱きしめた。

「君は僕から逃げられない。なぜなら、漆黒の契りをしたからね」

私は目を見開いた。授業で習ったことがある。

階級の上の悪魔しか使えない特殊な儀式。新月の夜に行為をすれば、相手と永遠に結ばれる。離れたくても離れられない。

監禁されていた部屋には窓がなかった。だから、新月かどうかわからなかった。

「君がどこへ逃げても、僕は君の居場所がわかるんだよ?」

ギルバートがそう言った刹那、私の両手が重くなる。下を見れば、手には手錠がかけられていた。
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