香りであなたを癒やします ー 王太子殿下、マッサージはいかがですか?
「痛いと感じるところは身体が弱ってる部分です」
私の説明を聞いて、彼は痛いところを伝えてきた。
「へえ。足の指の付け根と、足の内側の辺りが痛い」
「首と目と、あと内臓が弱ってるみたいですね」
「最近、文献いっぱい読んだしなあ。兄貴なだめたり、騎士たちに気を使ったりと、俺もいろいろと大変なのよ。今日は急に娼館の様子見て来いとか兄貴のやつ言い出してさあ。はー、俺だって、ゆっくり休みたいの」
男は疲れた声で溜め息をつき、愚痴を言う。
なんだろう。中間管理職のぼやきに聞こえるよ。
お兄さん、ストレス溜まってますね。
「そうなんですね。お兄さんって気難しい方なんですか?」
少しお客さんと打ち解けてきて質問すると、彼は顔をしかめた。
「野心家で短気で我儘な暴君だね」
お兄さんは眉間にシワを寄せ、吐き捨てるように言う。
「あ~、身内にいると苦労が絶えませんね」
「わかってくれる?困った兄を持つとすっごく弟は苦労するのよ。あ~、そこ、いい……気持ち」
よく喋るし、ノリのいいお客さんだなあ。
私の説明を聞いて、彼は痛いところを伝えてきた。
「へえ。足の指の付け根と、足の内側の辺りが痛い」
「首と目と、あと内臓が弱ってるみたいですね」
「最近、文献いっぱい読んだしなあ。兄貴なだめたり、騎士たちに気を使ったりと、俺もいろいろと大変なのよ。今日は急に娼館の様子見て来いとか兄貴のやつ言い出してさあ。はー、俺だって、ゆっくり休みたいの」
男は疲れた声で溜め息をつき、愚痴を言う。
なんだろう。中間管理職のぼやきに聞こえるよ。
お兄さん、ストレス溜まってますね。
「そうなんですね。お兄さんって気難しい方なんですか?」
少しお客さんと打ち解けてきて質問すると、彼は顔をしかめた。
「野心家で短気で我儘な暴君だね」
お兄さんは眉間にシワを寄せ、吐き捨てるように言う。
「あ~、身内にいると苦労が絶えませんね」
「わかってくれる?困った兄を持つとすっごく弟は苦労するのよ。あ~、そこ、いい……気持ち」
よく喋るし、ノリのいいお客さんだなあ。