この度、仮面夫婦の妊婦妻になりまして。【完】
「なんか浮かび上がってる……」


 夜、ゼルマさんがお風呂の手伝いをするということでお風呂場まで入ってこようとしてたけど、私は必死でやめてもらった。

 知らない人に裸見られるのは……まあ、同性なら温泉みたいな大衆浴場と一緒でそこまで抵抗はないのだけれど、お風呂のお手伝いは訳が違う。

 身体や髪を洗ってもらうらしい。
 そして恐ろしい事に、過去の私はそれを当たり前のように受け入れていたらしい。

 正直有り得ない。

 軽いどころか、今日一番のカルチャーショックだったんですけど……。

 服を脱ぐと、やはり胸がかなり大きくなっている。
 これはとても嬉しくて、思わず一人でニヤニヤしてしまった。胸に栄養がいかなくて友達にからかわれていたし。
 女子高でもかなりあけすけなグループにいたしね。

 それよりも、だ。
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