ど天然彼氏の可愛がり方。-六花の恋・外伝-【完】
「そっかぁ……ほんとうなんだ……」

――ああ、もう。

「美結、頭突きする?」

「なぜこの流れでそうなる……?」

「美結が可愛すぎて俺の頭がどうにかなりそうだから」

「……そんなこと言ってる時点でもうどうにかなってるのでは……?」

かもしれないね。

僕には苦笑が浮かぶ。

「中三のはじめくらい、から……」

「うん?」

「想……なんか変わったよね。それまで男女関係なく仲良かったのに、女子を寄せ付けなくなって……」

「ああ、それはさっき言ったのだね」

美結以外の女子に好意を持たれても断るしかないし、でも断るのも心苦しいところがあるから、なら目立たずにいるのが一番いいだろう、と。

< 48 / 289 >

この作品をシェア

pagetop