ど天然彼氏の可愛がり方。-六花の恋・外伝-【完】
美結と関係が変わらない未来は描いていたけど、美結に嫌われる未来だけは絶対に嫌で怖すぎて、想像もしたくなかった。

目元を隠したまま、美結は薄く口を開いた。

「……ほんとう?」

「何が?」

「……想が、私を……すき、って……ほんとう? うそじゃない……?」

可愛い。

また僕のバカが頭をもたげた。

瞳を隠してしまった美結の頭を撫でる。

「本当だよ、嘘じゃない。俺が好きになったのも、好きなのも、美結だけ。これから先も」

美結以外を好きになるなんて、僕にはあり得ない。

美結は寝返りを打って、仰向けだったのを僕の方に顔を向けた。

腕も外れて、美結と目が合った。

うわ……今顔を見るのが危なかったのは僕の方かも……。

可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛(∞

いつものごとく、僕の脳内はその一言で埋め尽くされる。

ただのヤバいヤツだ。通報されないだけ有難く思うしかない。

美結はへにゃっと、崩れた笑みを見せた。

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