ど天然彼氏の可愛がり方。-六花の恋・外伝-【完】
《寝てたらごめんね。
 今日はありがとう、美結》

そこまで打って、僕は机に突っ伏して荒く呼吸していた。

な、なんだこれ……すげえメンタル消耗する……。

たったこれだけの文を打つのにこんなに精神持って行かれるなんて、僕はこの先生きていられるだろうか……?

魂まで持って行かれないうちにメッセージを送る。

するとすぐ既読になった。

うん? 送って秒間もなくだ。

もしかして美結も、僕と同じ状態だった……?

《まだ起きてるよ。
 こちらこそありがとう、想。
 大好きだよ》

僕が憤死――もとい、噴火したのは、言うまでもない。

やはり僕の死因は『美結が可愛すぎる』でしかないようだ。

こんな可愛い美結が彼女になって、僕は明日から生きていけるだろうか……?

当然、《俺も大好きだよ》と送っておいた。

「想―、採点してー……って、何、いつにも増して気味悪いんだけど」

「死ね」

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