浅葱の花びら
父と目が合う


苦笑いしてみる



「俺が、男らしく生きろと言い続けたせいでしょう…
薫として、自分の人生を生きていい
女中になりなさい」


父は、心から言ってくれていた
それが嬉しかった


俺は、頷いた


「女中になるってことか?」

土方の方に向き、頷いた


ダダダダダダ…


物凄い足音がして
土方の部屋の扉が開いた


ドドドと部屋の外にいた幹部らが倒れ
扉を開けた総司が、今にも泣きそうな顔で


「連れて帰らないで下さい~」


俺は、笑ってしまった


女中になるんだと土方が説明すると
総司は、首を傾げた



「僕のお嫁さんになるってこと?」




総司のおかげで、父が倒れた











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