浅葱の花びら
なんでも良かった



どうでもいいと言ってもいいくらい


近頃は、死なないように
ということを考えなくなった














そういえば


新選組に入ってから剣術の稽古してない

「祐也!!稽古しよ!」

「お前は、医務方だろうが!!」

「鈍ってるんだ!な!?」



しぶしぶと相手をしてくれた




「藤太郎…楽しそうで良かった」

「そうだな 楽しいかもな」


経験した事のないことばかり
医術も山崎の教えは、わかりやすい


炊事も洗濯も出来るようになった



ただ…




同室の沖田とは
なぜかすれ違いになる


女だとバレなくてすむが
沖田になら、自分から打ち明けてもいいと思っていただけに



こちらも拍子抜け





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