秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~
◇◇◇
わたしは高校2年生までは明るくてオシャレも大好きな女子だった。
高1のとき同じクラスになってから親友だった美奈子と、毎日高校帰りにショッピングに行ったり、オシャレな今で言うところのカフェに行ったりしていたものだ。
木谷くんとは、高2の春に付き合うようになった。
高2でクラスが同じになり、名簿が後ろ前だったせいで前後の席になり、なんとなく話してるうちに楽しい男子だなと思って、気づいたら付き合っていた。
木谷くんはその容姿からめちゃくちゃモテていてファンクラブもあるくらいだった。
人生初めてのカレシだったし、わたしはただ一緒にいるのが楽しかったのだけど、木谷くんは違ったみたいで、とにかく2人きりでいれる場所にいきたがり、そういうのが目的なんだなとなんとなく気づいたのは3ヶ月ほど経ってからだ。
わたしはまだそういう気にはなれなくて…そういう雰囲気になるのを避けていたんだけど、夏休みの最後の日、ついに木谷くんの家で2人きりになったときに、木谷くんがキスをしてきて…それがめちゃくちゃ嫌で…
思いっきりほっぺをひっぱたいて、家を飛び出して逃げてしまった。
わたしは高校2年生までは明るくてオシャレも大好きな女子だった。
高1のとき同じクラスになってから親友だった美奈子と、毎日高校帰りにショッピングに行ったり、オシャレな今で言うところのカフェに行ったりしていたものだ。
木谷くんとは、高2の春に付き合うようになった。
高2でクラスが同じになり、名簿が後ろ前だったせいで前後の席になり、なんとなく話してるうちに楽しい男子だなと思って、気づいたら付き合っていた。
木谷くんはその容姿からめちゃくちゃモテていてファンクラブもあるくらいだった。
人生初めてのカレシだったし、わたしはただ一緒にいるのが楽しかったのだけど、木谷くんは違ったみたいで、とにかく2人きりでいれる場所にいきたがり、そういうのが目的なんだなとなんとなく気づいたのは3ヶ月ほど経ってからだ。
わたしはまだそういう気にはなれなくて…そういう雰囲気になるのを避けていたんだけど、夏休みの最後の日、ついに木谷くんの家で2人きりになったときに、木谷くんがキスをしてきて…それがめちゃくちゃ嫌で…
思いっきりほっぺをひっぱたいて、家を飛び出して逃げてしまった。