秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~
その木谷が…また夏菜のところにへばりついているではないか?

今日は俺は管理部に顔を出した。

夏菜は相変わらず職場では服装は地味なものを愛用していたが、最近では職場でも前よりは表情が豊かになってきた気はする。

「だから、ここにハンコがいるといつも言ってますよね?」

夏菜のきつい口調にもめげずに木谷は食い下がる。

「わかんねぇし。何度でも来てやる。お前がOKするまでな。」

「しません。」

あまりにのめりこんで俺が来たことにも気づかないらしい。


「どうした?大きな声をあげて。」

俺は思わず、木谷の肩に手をおいた。

それでやっと気づいたらしい。

「副社長!すみません。気づきませんでした。」

木谷がちょっと顔を赤らめて、こちらに向かって頭を下げた。
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