秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~
「期待の新人って言われてる木谷くんだね。」

そしたら、木谷はこちらに目を向けた。

「ありがとうございます。」

「期待してるよ。」

「はい!」

やっぱり…
どう見ても…仕事はできそうな男。

夏菜をチラッと見ると、目を伏せて、PCを操作していた。

木谷は一瞬夏菜をふりかえって見たが、そのまま管理部を後にした。

「ねぇ。木谷さんって葛城さんにだけなんか態度ちがうくない?」

「えぇ?そう?木谷さんがあんな愛想のないの相手にするわけないじゃん。」

「あ、わたしもそう思う。なんか特別っぽい。」

「うそー。ありえないでしょー。」

俺はそのあとひととおり管理部をまわっていると、小声でぼそぼそと聞こえてくる女子の噂話。

俺は心の中の焦りをやっぱり大きくしながら、管理部を後にした。

まちがいない。
木谷航平は夏菜を好きなのだ。


あのぐいぐいいく感じは…
俺にはないもので…

焦りしか…かんじない。
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