秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~
意を決したわたしは木谷くんに連絡をとるため、海外事業部へ内線をした。

『すみません。木谷さんいらっしゃいますか?』

聞いてみるもいないとのこと。当たり前だ。海外事業部の営業なんだから、日中いるわけないのはわかっている。

『あの、木谷さんに連絡とりたいのですけれど、携帯番号教えてもらえませんでしょうか?』

会社の個人携帯なら教えてもらっても支障はない。

『ああ。いいですよ。XXX-XXXX-XXXXです。』

何気にすぐに教えてくれた。
こういう問合せは多いのだろう。

わたしはすぐさま電話をかける。

10回ほどコールしたけれどでない。
仕方ない。
またかけるか。

夕方までに何度かかけてみた。
そしたら、4時ごろにようやく電話に出た。

『はい。木谷です。』

『葛城です。』
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