秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~
そしてそのうち宴もたけなわになってくると、お酒の入りだした年配のおじさま方がろれつのまわらない口調で若い女性に絡んだりしている風景も見受けられるようになった。

そんな中でも、春くんは相変わらずわたしを離さず、ずっとわたしの横にピタリとくっついている。

前の小さな舞台では、いろいろ楽しそうなイベントが行われていたけれど、今、はざまなのか先ほどのイベントが終わってからは静まり返っていた。


「夏菜。」

突然春くんがわたしのほうへ向き直って、にっこり笑ったのでわたしは「?」と思っていたところ…


「皆様。ご注目くださいませ。」

突然春くんとわたしにスポットライトが当たり、前で司会をしていた女性が説明をはじめた。


え?
何?

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