秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~
「朝だけど、今日はこのままベッドで過ごす?」

「ダメ。今日はサッシ系の打ち合わせ。」

「何時から?」

「10時かな?」

チラっと壁にかかる電波時計を見る。

「じゃぁまだ間に合う。」

そして、またわたしの敏感な部分に手をのばす春くん。

そんな春くんにのせられ、結局9時半までベッドにいて、大急ぎで着替えて支度する羽目になる…なんて日常茶飯事だった。


それでも着々と結婚準備は進んでいる。


どっちにしても…

春くんがいるから…わたしは安心して何でもがんばれる。

愛してる人がそばにいるから…がんばれる。


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