秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~
「掃除のあとのごはんはうまいな。」

副社長がつるつるとそうめんをすする。


「ところで、これで掃除は終わりなんだろう?」

「はい。今日のところは。ほんとは庭もやりたいんですけど、来週にします。」

「え?来週もこんなことやるのか?」

「当たり前です。」

「まぁどっちにしろ今日はこれで終わりならでかけよう。」

「ダメです。わたしは買い物へ行って1週間分の食材を買ってこなくちゃならないので。副社長は気になさらず行ってきてください。」

そしたら突然副社長がシュンとした。

「なら、俺も行くぞ。」

「ダメです!近所の目がありますからっ!わたしが男性と歩いてただけで近所のうわさになるんですっ!」

「そうか…。」

またシュンとする副社長。

思わずその姿にキュンとしてしまうわたし。

「だって…わたしの身にもなってもらわないとっ!一応わたしだって女子ですからっ!」

「おっ!いいことを考えた。遠くのスーパーへ行けばいいんだろう?車で。」

「え?あ、まぁそうですけど。」

「じゃぁ車で行こう。俺も買い物というのをしてみたい。」

は?買い物もしたことないの?

ほんとに副社長ってばよっぽどの御曹司…って当たり前か…。
世界を代表する宝永グループの後継なんだもの。

だいたい…

そんな人がわたしの家で何をやってるんだか…。
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