屋上でみつけたひとつの星
私の事
ーーーーーーーーーーー

「ん~~~っ!おいしぃ~~~~!!!」


「うめぇー。幸せーー。」


「。。。」


今、私達はオシャレなカフェで

パンケーキを食べている。

千瀬と雷は甘党らしく、

きゃっきゃ言いながら食べている。


ちなみに星も甘党らしいけど、

きゃっきゃしないタイプらしい


私も食べると、千瀬と同じ反応をしてしまった。

気づいた時には3人の視線は私に向いていた。


「いま、ゆなが!!

ゆなが女子みたいに。。。」


「ゆな、、、めちゃ可愛かったんだけど

何?もう。。。なに?」


「。。。」



いや、みんな驚きすぎ。

私だって笑う。

てか、雷失礼すぎでしょ。

私、女子として見られてなかったのか。

千瀬はちょっとパニックになってるし

星なんて口開けてポカーンってしてるし。

そんなに?私ってそんなに

笑わない人と思われてたの?


「え?私変なこといった?」


「ゆな!!!」


「は、はい!」


「笑え!」


「、、、え?」


「わーらーうーの!

はい笑って!」


にこーって笑ってみたら

千瀬になんか違うって言われた。

なんでやねん

雷は笑いを堪えてるし

星は無言でまたパンケーキ食べてるし

千瀬はなにか考えてるし

この人たちなんなんだ



「おい、ゆな」


「な、なに?」


「お前、笑っとけ」


「はい?」


「笑っとけ」


「そうそう!ゆなは笑ってると可愛いからな!」


「雷ー、ゆなは元々可愛いんですけど?」


「げっ千瀬が怒った!星!助けて!!

ぎゃぁぁぁ」


千瀬、ナイス

千瀬のおかげでスッキリした


でも、なんで星は笑っとけなんて

私に言ったんだろう。
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