桝田くんは痛みを知らない
もう、話すこともできないの?
「はやく行かないと。無理矢理にでも。君に乱暴してしまいそうだ」
…………!!
「泣いても。嫌がっても。ちゃんと恋人になれるまで。何度も、何度も。繋がろうとするだろう」
「……っ、マサオミくん」
「呼ぶなって言ってるだろう?」
マサオミくんが、両手で、顔を覆う。
…………泣いているの?
「ちゃんと、好きだったし。今も。かたちは変わってしまったけど。……好き、だよ」
こんな風になっても、嫌いになれないくらい、そのくらい深い想いだよ。
大好きだよ。
だけど、
「っ、バイバイ、マサオミくん」
涙をこらえ、マサオミくんの部屋から飛び出した。
「はやく行かないと。無理矢理にでも。君に乱暴してしまいそうだ」
…………!!
「泣いても。嫌がっても。ちゃんと恋人になれるまで。何度も、何度も。繋がろうとするだろう」
「……っ、マサオミくん」
「呼ぶなって言ってるだろう?」
マサオミくんが、両手で、顔を覆う。
…………泣いているの?
「ちゃんと、好きだったし。今も。かたちは変わってしまったけど。……好き、だよ」
こんな風になっても、嫌いになれないくらい、そのくらい深い想いだよ。
大好きだよ。
だけど、
「っ、バイバイ、マサオミくん」
涙をこらえ、マサオミくんの部屋から飛び出した。