にゃん子と寺子屋日記
自分で自分の扱いに困るとき・・(28)
9月27日
秋の彼岸も終わって、やれやれという感じ。
春の彼岸はそうでもないが、秋の彼岸は、なんとなく苦手。もやもやしてすっきりがなくなってしまう。特に、眠れないともやもやが酷くなり、リラックスできなくなり、焦りとか不安、恐怖が湧いてきて、どうしようもなくなってしまう。
こんな時、誰か気楽に話せる人と、暮らしていれば救われるけど、そこが一人暮らしのせつなさ、ねこもいないし、気も紛れない。自分で解決しなけりゃならない。
友達に愚痴る、毎回毎回は気も引ける。
子どもに愚痴る、嫌がられるだけ・・
ひとりカラオケ??
買い物に行く??
実際、年金暮らしの85歳のおばあちゃん、毎日バスに乗ってデパートに行ってる人がいる。
洋服、帽子、バック、靴、雑貨、決して高価ではないが、買っては捨て,買っては捨てを繰り返している。自分的には壮大な無駄のように思えるが・・。
つくづく、人間という乗り物は厄介なものだと思う。

でも、最近いい方法を見つけた。
古いXPのパソコンには、ワードが入っているので、
そこに向かって、しゃべるような速度で、言葉が打ち込める。
つまり、もうひとりの自分としゃべっているような感じ・・
それを続けていると、自分のストレスが何なのか、わかってくる。
不安の正体が見えてきて、な~んだ、そういうことを気にしていたのかとわかると、不安は半減する。正体が見えれば、その対応もできる・・で、いつの間にか落ち着いてくる。
テレビをつけっぱなしにするのでなしに、家にいるときは、パソコンをつけっぱなしにしといて、自分の気持ちに正直になれば、もやもやも消える。
夜、寝るときは、パソコンも切る。パソコンにもおやすみを、必要だもの。
で、適当な時に、内容は消す。大事な出来事はメモぐらいはするが、ほとんど消す。
しゃべることも、話すさきから消えていくわけで、同じことだと思う。
ものを捨てるのが、風潮のようだが、古いパソコンとっておいてよかったと。
XPは、なんとなくお気に入りで、捨て難かったので、ワープロ用にとっといたが、今では、重宝している。
複雑な世の中、情報が入り乱れる世の中、自分で自分の扱いに困っている人、意外と多いのではないか、自分もその中のひとり・・。

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