あなたしかいらない


織は、口調は少しブリっこみたいなカンジだけど、しっかりしている可愛い娘。
で、私と同じく織もお金持ち。





ちなみに咲羅・藤城学園は、お金持ちか部活のトップクラスの人たちだけが入れる学園。



だから高島くんは…自分では言ってなかったけど…


入るの……大変だったんだろうなぁ…


──ってまた何考えてんの私わっ!!!!



あ そーだ…


後で織に相談してみよっかな…


そんなことを考えていたら、教室の(私がはいった方じゃない)ドアがガラッと開いた。



「は〜い!出欠取りま〜す!!遅れてごめんね〜っ!!」

『ヤバっ!!』


私と織は、先生が来たのに気付いて瞬時に席についた。





< 14 / 216 >

この作品をシェア

pagetop