一夜からはじまる恋
帰り道。
湊の提案で二人は寄り道をした。
そこは二人でデートした植物園。
もうひまわりは咲いていなかった。
それでも少しずつ紅葉が始まっていて色づいた葉が夕日に染まってとてもきれいだった。
夕日が見えるベンチに二人並んで座ると湊は自分のスーツの上着を樹のお腹にかけてくれた。
「ありがとう」
「どういたしまして」
それから二人は黙って夕日が沈むのを眺めていた。
今は沈黙が心地いい。
湊の提案で二人は寄り道をした。
そこは二人でデートした植物園。
もうひまわりは咲いていなかった。
それでも少しずつ紅葉が始まっていて色づいた葉が夕日に染まってとてもきれいだった。
夕日が見えるベンチに二人並んで座ると湊は自分のスーツの上着を樹のお腹にかけてくれた。
「ありがとう」
「どういたしまして」
それから二人は黙って夕日が沈むのを眺めていた。
今は沈黙が心地いい。