色盲症の彼女は幸せの色がわからない。



「そろそろ沈んできたな、」



「そうだね。


寂しいな。」



「なんで?」


「え?」



え、私なんで寂しいなんて…



「あ、いや、一日の終わりだから…?あはは。」



「なるほど、俺とばいばいしなきゃいけないからかと。」



「なっ、なんでよ!」





「冗談だってば(笑)帰ろっか、
家どこ?送っていくけど…」



「え、いいよ。遅くなっちゃうし。」





「いいから。かえりますよー」



「ありがとう。」




そして


2人で話をしながら家へ向かった。








「送ってくれて…ほんとにありがとう。
今日すごい充実してた。その…


楽しかった、です。」



「なんでそんなカタコトなの?(笑)
一緒サボらせてごめんな?
俺も楽しかった!」



「うん!じゃあ、またね。」





「おう!」





あ、しまった。


LINE教えるの忘れてた!



昨日インストールしたのに…



間に合うかな、



「海斗!!」


小さくなった背中に


思わず叫んでしまった。




「どうしたー!」



遠くから海斗も叫んでくれる。




「らっ、LINE交換忘れてた…!!」



すると



ものすごい勢いで走ってきた




「はぁ、、はぁ、お、俺も忘れてた…」





「ごめんね、すぐ済むから、、はい、これでOK」



「さんきゅ。じゃあまたLINEで!」




「うん!気をつけて帰ってね」


「おう!じゃあな。」









しばらくして海斗からLINEの追加が来た。



よろしく!と変なスタンプもつけてあった。



「こちらこそ、よろしく、っと。」




誰かとメールで話すのは初めて。


なんだか緊張してしまう。




海斗のアイコンは



夕日だった。



私には青にみえるんだけどね…



いつか同じ空を見れる日が……なんて



来るはずない、よね。




ピロン♪



「ん?」



『また遊ぼうな。おつかれ,🤣😙おやすみ!😪』



『また遊ぼう。おつかれさま!おやすみなさい。』




ふぅ…メールって神経使うかも…



明日…学校で会えるかな?












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