大嫌いな君と再会したら…
「一磨、どうすんだよ」

「まさか付き合わないよな?」

「お前、興味ないって言ってただろ」

「今さら、有希の事、好きとか
言わないよな?」

数人の男子が一磨を取り囲んでいる。

まさか…
一磨、バラしたの?

最っ低ー!!

私はガラッとドアを開けて教室に入った。

「うるさいなぁ。
私だってもう付き合う気なんてないから
そんな心配しなくていいよ」

私は、筆箱を机から取り出すと、一磨の顔を見る事なく廊下に駆け出した。

それから卒業まで一磨とは一言も口をきかなかった。

一磨は何度か話しかけて来たけど、全部無視した。

それから一度も一磨とは会ってなかったのに、こんな形で再会するなんて。

今さら、謝ってくるなんて。
< 15 / 19 >

この作品をシェア

pagetop