俺様のしもべ
おっちゃんがそう言うと桃華は背中に回してる腕の力を強めた

「もも、俺が嫌か?」
なるべく不安を与えないように優しく優しく話し掛ける


桃華は首を横に振るけど怯えてる気がする


「俺が怖いか?」
そう言っても首を横に振る

でもこれ以上は聞けなかった
桃華が俺やおっちゃん達の顔をビクビクしながら見てるから

...桃華はどうしたら声が戻るんだ?


医「優、来い。梨理香、将樹、桃華を見とけ」

おっちゃんはそれだけ言うと部屋から出ていき俺はそれを追い掛ける



医「優、入れ」

暫く歩き黙って連れて来られたのは院長室


医「まぁ座れ」

「何だよ...」

医「お前は今どうしたい?」
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