俺様のしもべ
「なんて?」

医「ちょっと体調わりぃみたいだ...お前も行くか?」

そんなの返事はもう決まってる
「ああ」

短く返すと俺らは桃華の部屋に向かった



医「どうした?」
部屋に着くとおっちゃんはすぐ聞きながら真剣な顔付きになる

梨「ももがさっきからキツそうな顔してるの」

医「桃華~大丈夫か?」
少しだけ服を捲ると聴診をする

桃華のクリッとした瞳が微かに揺れて涙目になってる



桃「――――っ」

声にならない声をだしてその姿からもキツイのがわかる


医「熱、上がってるな」
そう呟くおっちゃん



「もも、一緒に寝る?」
そう言うと桃華は少し驚いたけどすぐに首を縦に振る
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