俺様のしもべ
医「いつも言ってたぞ?」

「んでだよッッ!何でそんとき俺らに言ってくれなかった」
怒りに任せておっちゃんに言う

違う...この怒りの矛先は桃華に手ぇ出した奴等と今まで気付けなかった自分なのにな


少し黙ると落ち着けとでも言う様に俺の肩に手を置いて話しだす

医「自分で言うって言ったんだ。こうなる前に言うべきだった…でもな?桃華はそれを嫌がったんだ」

言いにくそうなおっちゃんと目が合う

医「最初は心配させたくなくて言わなかった様だった。でも、それからは言おうとしてもお前らが聞いてくれねぇ。お前らに嫌われたって毎晩電話が掛かって来てた。それでも桃華は頑張ったんだ」
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