【完】俺がどんなにキミを好きか、まだキミは知らない。

「…….なにこれ?」

「おかえりー、無事仲直りできたみたいだね!」


じゃねーよ、彗。お前の字だろ。


「だからなにこれ?」


「クラス一丸となって2人を見守ろうと思って」


カラッとした顔でそう言った彗にクラスメイトもあちこちで、うんうんと頷いている。



「えぇぇぇ……っ」


藍田さんは恥ずかしそうに小さな声で喜んでる。



嬉しいのかよ。


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