日本一の総長は、本当は私を溺愛している。

日常


「前の席、失礼します。姐さん」



「う、うん」



目の前には綺麗に頭を下げるスキンヘッド



え、なんでここに虎徹がいるの?



違うクラスだよね!?



てか、前の席の子どこ行っちゃったの!?



じー



クラスからの、目が痛い



てか、それよりも



「なんで虎徹もそんなに見てるの?」



「あ、いえ、すいません」



「え、いや、理由教えて!」



前向かないで!



「いえ、あの、
姐さんが、倉庫に来た時と、
雰囲気が、その」



あ、そゆこと!



たしかに、店長さんに色々して貰ってないから
いつもの三つ編みに眼鏡、



それと、



コットン



まぁ、だいぶ違いますね。



あー、もしかして、



この一ノ瀬 桃華だって分かって



守りたくなくなっちゃった?



「虎徹」



「はいっす」



「私の護衛、嫌なら何時でも辞めていいよ」



「え?」



「いや、嫌でしょ、こんな地味な女に
付き従うなんて、



だっていつも、悠月と歩いてるんでしょ?」



こんなに地味じゃ、嫌だよね?



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