日本一の総長は、本当は私を溺愛している。
「ち、違うっす!」



ばん!と机を叩かれる。



ち、近い、そして怖い。



「お、俺!姐さんの護衛になれて光栄っす!



そ、それい、あんな綺麗な姿は、



あの、その、あ、兄貴だけに見せてるなんて
ふ、2人が両想いすぎて、俺、


さ、最高っす!!!」



へ?



え?



あ、



「ち、ちがうよ!?!?
あの姿を悠月だけに見せたいんじゃなくて!!
あの、その!!



私が自分で色々できないだけで!」



「いいっす!俺分かってますから!!」



だからー!!違うって!!!



話を聞いて!?!?!?



そんなにキラッキラした目で見つめないで!



化粧できない私が恥ずかしい!!
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