日本一の総長は、本当は私を溺愛している。
「コラ、」



「いた!」



夏美の上にチョップが落ちる。



「何すんのよ篤紀!!」



「おめーこそ何してんだよ。
ったく。桃華を怖がらせんなよ」



あ、名前



わりーなと言っってくれた篤紀。



良かった。嫌われてるのかと思ってた。



「んん、こんな風に女子友達に
絡まれた事無くてビックリしてただけだよ」



「そう、ならいいけど」



「ありがとうね。篤紀くん」



「おう。」



なんか、お兄さんって感じだなー。



「おい。」



「う、うわ!どうしたの悠月?」



「桃華集合」



「ん?うん。」



「うわー、出たよ。独占欲。強すぎ」
「ほんとだホントだ。嫌われろ。」



「うっせぇぞそこ!!」



ん?何か言ってた?



悠月のそばに行くと
悠月の足の間をポンポンとされる。



座れってこと?



「えっと、悠月?それは、みんな見てるし」



「桃華」



「なに?」



「おいで」



ッッッ!!



もう、そうゆう所がずるい。



ポスッと足の間に座る。
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