私をお星様にさせて下さい。
「友雨〜?帰るよ〜。」


小学校からの親友、芽依歌が、私の肩を叩く。


「うん。今行くね。」


芽依歌でさえも、

私の病気は知らない。

知っているのは私と両親だけ。

誰にも心配かけたくないから、

絶対に誰にも言わない。

そう決めたから。


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