君の隣でみる夢
両親が涙を流し、永遠は涙を我慢しながら柚葉を抱きしめ続けた。

「柚葉」
しばらくして体を離し永遠が柚葉を見る。
「永遠」
はっきりとその名前を呼ぶ柚葉。
「永遠」
柚葉の瞳はまっすぐに永遠を見ていた。
「柚葉」
永遠が柚葉を呼ぶ。

二人の視線がぴったりと合った時


柚葉が微笑んだ。
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