君の隣でみる夢

その瞬間永遠の表情が崩れる。
どんな時も柚葉の前では笑っていようと決めていた永遠は表情を崩しながらも微笑む。

永遠の頬に触れて、柚葉は再び微笑む。

そんな柚葉の瞳からも涙が一筋流れた。


「愛してる。柚葉。」
あふれ出す想いを永遠が言葉にすると柚葉は微笑みながら
「大好き」
と返した。


二人を温かい空気が包み込んだ。