君の隣でみる夢
「その時は赤ちゃんを両親に預けて時間作ろう」
「うん」
「どこ行きたい?」
「ひまわり畑にあるカフェ」
「いいね」
「でしょ?桃シャーベットとオムライスと」
「オレンジジュース」
二人は目を合わせて微笑みあった。
「永遠。」
「ん?」
「愛してる」
柚葉は永遠の腰に手をまわした。
永遠が柚葉を抱きしめる。

「私を支えてくれてありがとう。これからもよろしくね。」
永遠は抱きしめあっていて口元を読めない柚葉に伝わるように頷いた。
「私にもしも何かあったら・・・」
永遠が体を離そうとする。
そんなこと考えるなと伝えようとすると柚葉が抱きしめる体に力を込めて離れないようにした。
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