君の隣でみる夢
「永遠」
その声に永遠が顔を上げるとそこには母が立っていた。
病室の椅子に座る永遠の横に母が立つ。
そっと永遠の肩に触れながら息子をいたわる。
「ごはん食べた?」
しっかりしなさいとも、がんばりなさいとも、何とも言えない。
十分永遠が努力したことも、永遠が苦しんでいることも母はわかっている。
「あぁ。」
出産から5日がたっていた。
柚葉の意識が戻らないまま、時間だけが流れていた。
その声に永遠が顔を上げるとそこには母が立っていた。
病室の椅子に座る永遠の横に母が立つ。
そっと永遠の肩に触れながら息子をいたわる。
「ごはん食べた?」
しっかりしなさいとも、がんばりなさいとも、何とも言えない。
十分永遠が努力したことも、永遠が苦しんでいることも母はわかっている。
「あぁ。」
出産から5日がたっていた。
柚葉の意識が戻らないまま、時間だけが流れていた。