キンダーガーテン五      ~ここが居場所~
濡れた体を温める為

一足先にお風呂を用意してくれた、悠君と悠と一緒に入る。

あっ、もちろん服のまま。

「悠、気持ちいいね~」

「あっ、花風船。
泡がつきすぎだよ。
ひどいママですねぇ~」

初めての唯のシャンプーに、大迷惑な悠。

いつもは、悠君パパが入れてくれるんだけど。

唯の体が冷えちゃうからと、一緒に入って洗ってるの。

モコモコ泡の悠に楽しくなって、お顔も洗ってたら………

花風船が出来ちゃった。

結局悠君に洗ってもらって、悠と一足先に出る悠君。

「唯ちゃんは、しっかり温まっておいでね。」

脱衣場で着替えて、悠を抱えてリビングに移動した。

……………やっぱり甘い。

服を脱いで、お風呂にゆっくり浸かりながら

甘い旦那様に笑みをこぼす。

幸せだなぁ。

これからの人生が、ずっとこのままなのかと思うと…………。

少し前の唯の所に行って、教えてあげたくなる。

『後少し頑張ったら………
人生最高の時間が待ってるよ。』って………。

悠君と出逢って………

少しづつ、幸せを感じてきた。

慌てず、唯のペースでゆっくり………。

これからも…………

ちょっとずつ幸せになっていけたらいいな。

少しうとうとしながら、物思いにふけていたら…………。

「唯。
…………唯ちゃん、起きてる?
お~い。
唯~!!!!!」

前回、お風呂で寝ちゃって以来。

唯が遅いと必ず声をかける悠君。

「起きてるよ~
…………ちょっとだけ………眠いけど…………。」

ドンドンドン!!!

心配性の旦那さんに起こされて

なんとかお風呂から上がれた。
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