【全巻完結】愛は惜しみなく与う①
烈火と楼帝
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俺の家は普通の一般家庭だった

でも13のときに両親が離婚してから変わった。
俺は父親に引き取られた。
そんな父親はキャバクラの女の子にお金を搾り取られて、挙げ句の果てには、どこかへ行ってそのまま帰ってこなくなった


驚いたけど、いい気味だと思った


母さんにも捨てられ、キャバ嬢に金は搾り取られて。見返りはないくせに、馬鹿みたいにお金だけ取られている


バカバカしい


そんな姿を見ていたからか、いつしか女の子を道具として見るようになってしまっていた


優しくすれば家に泊めてくれる
歳上のお姉さんなら服を買ってくれる
ご飯もつくってくれる


こうやって生きていけばいいんだと幼いながらに思った


ただ女の子のことは大好きだから傷つけようだなんて思ったことはない。優しくもしたいし、相手もしてあげたい。

でも、結局は与えられる物の為に女の子を利用していることは確かだった



だってそうしなきゃ生きれなかったからね



今は子供のいない優しい夫婦に引き取られて面倒を見てもらっている。
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