たったひとこと
「そこっ!何こそこそ話してんの!私の悪口だったら今すぐやめてよね!」

陽菜が振り返り、2人を指差しながら仁王立ち。

「そんなんじゃないよ。」

竜之介が言う。

「悪口こそこそ言うほど、陽菜の事嫌いじゃねぇよ。」

直希が言う。

陽菜と竜之介が驚いた顔で直希を見つめる。

「悪口は堂々と言う主義だからな!」

直希が自信満々で言う。

陽菜は呆れて歩き始める。

竜之介も呆れて歩き始める。

「なんだよ、何期待してた?おいっ!」

直希が叫ぶ。

「素直じゃないんだから…」

竜之介が一人呟いた。
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