夜明けのレモネード
おばあちゃんの庭にはハーブやら季節の野菜、果物ーー何でもあった。お店の裏にあるのだが、まさに魔法の庭だった、昔までは。
「さっそく作るよ。レシピは一通り頭に入ってるから、期待してて」
綺麗な人は紺色のエプロンを箪笥(たんす)から取りだし、さっさと身につけて、台所へと消えていく。
……そう言えばおばあちゃん、よく常連さんとお菓子とか作ってたっけ。だから必要なものはちゃんと揃ってるし、月に2回くらいのペースで、料理教室が開かれていたような気がする。
ぽつんと部屋の中央に取り残されすることのない私は、おばあちゃんの誕生日にプレゼントとした揺り椅子にそっと、座ってみる。
「さっそく作るよ。レシピは一通り頭に入ってるから、期待してて」
綺麗な人は紺色のエプロンを箪笥(たんす)から取りだし、さっさと身につけて、台所へと消えていく。
……そう言えばおばあちゃん、よく常連さんとお菓子とか作ってたっけ。だから必要なものはちゃんと揃ってるし、月に2回くらいのペースで、料理教室が開かれていたような気がする。
ぽつんと部屋の中央に取り残されすることのない私は、おばあちゃんの誕生日にプレゼントとした揺り椅子にそっと、座ってみる。