復讐寮~罰ゲーム~
「最大の問題……?」


あたしはどうにか素知らぬ顔をして聞き返した。


「そうよ。平方さんのサボリ癖よりももっと重要なの」


亜沙美の名前が出されて、心臓が跳ね上がった。


それでもなんとか冷静な様子を装い、あたしは部屋を出た。


廊下を見ると他の1年生たち全員が出てきているのがわかった。


咄嗟に亜沙美と瞳へ視線を走らせる。


2人とも、周囲にバレないように左右に首を振った。


なにも知らないという意味だろう。


友樹と優歩の2人もバレずに帰ったのかもしれない。


「みんな起きた?」


カヤ先輩が1年生を見回して言う。


「はい。大丈夫です」


ハキハキとした声で答えたのは、クラスメートの女子だ。


田中南という名前で学級院長を務めている。
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