愛してると3回言って
「これです」

「なるほど。これ、中野辺りを絡めるといいかもね」

「あ、今、中野さんにも確認を取ってます」

「さすが……行動が早い」

「業務のまとめは私の方でやります。ただ、改修が必要になるかと思います。あまり聞かない言語なのでシステム1課に依頼をと」

「分かりました。これなら俺の方でやります」

「え……楠木さんでよろしいのですか?」


出張から帰ってきたばかりで忙しいだろうし、他にもできそうな人がいればそちらでもいいんだけど。

そう思っていたのが顔に出たのか、疑うような眼差しを向けられる。


「なーに?俺じゃ不服っての?」

「いやいや、そういうわけじゃ」

「このお客さん、ちょっと特殊な業務でしょう?他のメンバーだと難しいと思う。俺がやる」

「わ、わかりました。一応正式に依頼はします。あまりの期間はありませんがよろしくお願いします」

「わかった。ってことで千賀さん。そういう方向でまとまりました」


あっという間に決まってしまった。

要員確保に少してこずるかなと思っていたが、びっくりするくらいとんとんと決まった。
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