愛してると3回言って
それからしばらくしてお肉たちが運ばれてくる。


「うわあ……!!すごくおいしそう」


出てきたのはラム肉と鹿肉。

しかも、特にソースなどかかっておらず、店員さんいわく、まず初めの一口目は何もつけずに。

そのあとは塩をかけて食べるのがおすすめとのこと。

興奮気味の気持ちを落ちつけながらまずはラム肉。

お肉を一切れ取り、口の中へと運ぶ。

うま味が口いっぱいに広がって、言葉にできないくらい美味しかった。


「~~~~!」


手足をバタバタと美味しさを表現。

今まで食べてきたものの中でダントツに美味しい。

次に鹿肉を口の中へ運ぶ。

ラム肉に負けないくらいうま味が凝縮されている。

鹿肉は食べたことがなかったので新鮮な気持ちだった。

よし、次は塩をかけて食べてみよう。

そう思ってふと前を向くと、目の前にいる楠木さんと目が合う。


「あ……」
< 36 / 62 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop