セカンドラブは魔法の味

 心優の雪のように白い肌・・・滑らかな肌触り・・・ガラスのように繊細でそっと触れないと壊れそうで・・・。

 
 首筋に・・・鎖骨に・・・胸に・・・幸弥の唇が滑り落ちてくる・・・。



 お互いが産まれたままの姿になり、重なり合う体・・・。

「気持ちいいね心優・・・。ちょっとひんやりしている・・・」

 ギュッと強く抱きしめられると、心優は幸弥の体温を感じた。

 とても暖かかい体温を感じると、安心させられる・・・。


「心優・・・もっと、感じていいよ・・・」

 サクランボのように可愛い部分に触れると、心優の体が大きく反応した。

 感じている心優の吐息が漏れてくるのを感じると、幸弥は入り口を探す・・・。


 入り口近くに触れると、心優の体が大きく反応した。

 
 清らかな川が溢れんばかりで・・・まだちょっと入り口は強張っているようだ。


「心優・・・力抜いて。大丈夫だから」

 
 幸弥が耳元で囁くと、入り口がちょっとずつ緩くなっていった。




 ゆっくりと幸弥が入って来ると、心優の体がまた大きく反応した。


 ギュッと、シーツを握り締める心優の手を、幸弥が優しく背中に回してくれる。

「もう一人じゃないんだよ。ちゃんと、僕につかまって」


 体の奥までいっぱいに幸弥を感じると、心優は苦痛に満ちた顔をしたが、その表情も次第に和らいでいった。



 抱きしめられている時とはまた違う幸弥の鼓動を感じて、心優はとても心地よくなってきた。


 体の奥までいっぱいに満たしてくれるようで。


 それでも心も喜んでいる。



 1つになる喜び。

 もう言葉はいらない。

 傍にいるだけで、気持ちが伝わってくる・・・。



 額と額をくっつけて、幸弥と心優は見つめ合った。


「心優・・・愛しているよ・・・」

「・・・私も・・・愛しています・・・」


 素直に心優の口から「愛しています」と言われると、幸弥は感動で胸がいっぱいになった。




 
 しばらく抱き合ったまま、幸弥と心優はじっと、お互いの鼓動を感じていた。





 
 
 
  

 
  

 
 
 
 
 



 
 
 
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