不良様の愛は甘い
居てていいんだけどさ、普通に居なきゃならないんだけど。
不良の恋二がさこんな早くからいたらビックリするじゃん!
何事かと思うじゃん!
こんな所で何してるのか知らないけど、まだ恋二は私のことに気づいてないからスルーして行っちゃおうか。
恋二の後ろをリーマンと紛れながら歩いてたら。
「ゆ〜り。何ムシしてんだ。コラ」
後ろからギュッと抱きしめてくる低い声。
「れ、恋二………居たんだ………」
「気づいてたくせに良く言うぜ」
サーセン。
隣に歩く恋二はさっきから欠伸してる。
「何でこの時間にあそこ居たの?」
約束も何もしてないのに、たまたま?この時間に奇跡的に起きたから?