ココロの好きが溢れたら


結局、サイダーのペットボトルとコップをひとつカバンに入れた。

あとは向こうの施設の人に相談してみよう。

ストレッチマットは多分向こうにあるし、荷物が多くなっちゃうから持っていかなくて大丈夫。


あとは、えーと……。


そうやって持ってくものを整理しているうちにあっという間に時間が過ぎて、ハルが学校から帰ってきた。


素早く準備を終えたハルと一緒に家を出て目的地に向かう。



「ねぇ、ハル。部長さんはどんな人?」


「クライミングやってる時はカッコイイ」


あれ?

やってる時限定ですか?


「それ以外は?」


「子供っぽい」


そう言いながらハルの目が少し遠くを見ているような呆れた顔になっている。


あ、うん。
何となく分かったよ。

ちょっとお世話係が必要な人なのかな?


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