一生一緒

倉庫に行った私たちは下っ端達と情報交換の為に倉庫の一階で話し合いをしていた。





「ここからここで空孔雀の下っ端が8人とこっちの区域で青鴉の幹部1人と下っ端4人がやられてます。」





「朱雀ではこの繁華街の裏路地でやられたっていう奴が5人います」





聞いていればどんどん犠牲者が上がっていた。




無限が紙に書いてまとめていたがここ数日で傘下暴走族の50人以上の人間が分からない敵にやられているようだ。





「…多いな。」とアキラ





「傘下といっても強い方の奴らがやられてるぞ。」と難しい顔をする敏次




「棗。どうします？」と無限





「傘下の総長を集めろ。今日中にだ。それからリスクは高まるが黒羽は数人１チームに分かれて巡回する。敵らしき相手が現れたら無理に戦わず逃げていい。その代わり必ず情報を持って帰れ。」






「「「「了解！！！！」」」」





一同が尊敬と信頼を込めて返事をしていた。




やはり彼は人の上に立つ人間のようだ。