一生一緒
勧誘
次の日の朝。



いつものように朝食を作り二人のお弁当を渡して私は制服に着替えた。



いつもと違うのは自分の教室についてからだった。




「あ、おはよう~」




「おはようー」




「今日も朝から暑かったね~」




「まだ4月なのにねー」




何故この二人は私の机の前に当然のように座っているのだろうか。




私は新しく持ってきた本を読みながら二人の会話を完全に無視する。



しかしこの双子は手強かった。
< 20 / 213 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop