一生一緒
チャイムの音がして伯が私に頷いたあと教室を出ていった。




また溜め息をつく。




伯が沢山脅してくれた為、私に声をかけてくる生徒はいなかった。




しかし遠巻きに見られコソコソと話し声が聞こえる。




持ってきていた本を読み始めた。




実は高校の授業どころか今までまともに学校に通ったことがない。




その為伯と昌廣に出会った時の私の学力はかなり低かった。




しかし伯と昌廣のお陰で今では大学受験も出来るくらいの学力があると言う。




伯曰く私は物覚えがいいらしい。




しばしの休み時間のあとまたチャイムが鳴って別の先生が入ってきた。




先生達にはあらかじめ伯と昌廣が話をつけており私には極力関わらないようにしてくれているそうだ。




私は先生の話に耳を傾けながらも本を読み続ける。




そして六時間目が終わり帰る時間となった。




相変わらず多くの視線が突き刺さるが無事に一日目の学園生活を終わらすことが出来たのだ。
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