ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
「イクシオン殿下の配下の兵はどれくらいいるの?」

「メルヴ百八体だな」

「メルヴ以外では?」

「ゼロだ」

「ゼロ?」

「武力は何も生み出さない。故に、私は兵を部下に持たない」

「なんかカッコイイ感じに発言しているけれど、地方に派遣できる部下がいないってことじゃない」

「言っておくが、メルヴ達はなかなか強い」

 
可愛いメルヴ達がどんな感じに強いのか、想像できない。

「でも、いくら強くても、メルヴ達だけでは地方へ派遣できないでしょう?」

「まあ、そうだな」

「魔法省には、使える部下がいないの?」

「いないな。それに、魔法省は引きこもりの巣窟だ。いくら王族である私の願いでも、聞き入れないだろう」

魔法省っていったい……。今はそこに突っ込んでいる場合ではない。苦しんでいる人がいるならば、今すぐ助けに行かなければならないだろう。
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