ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
「ひとまず、王都に滞在しているヘルアーム子爵に話を聞いたほうがいいだろう」

「それがいいわ。呼ぶより、会いに行ったほうが早いわね」

「そ、それは……!」

イクシオン殿下は外出を嫌がった。引きこもりも、ここまできたら病気である。

「いいわ。私一人で行くから」

「アステリアを一人で行かせるわけにはいかない」

「じゃあ、一緒にきてくれるの?」

「……そう、なるな」

「そうなるわね。大丈夫なの?」

「……う、うむ」

額に汗をかくイクシオン殿下を連れ、ヘルアーム子爵邸へ出発する。

ちなみに、リュカオンの転移魔法は一回足を運んだ先にしか行けないらしい。

そんなわけなので、馬車で向かうこととなった。
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